【意見】小説とドラマ - Kodamarina’s blog

小説がドラマより優れていること。
それは、ただただ執筆者の腕と言えるだろう。
別にドラマの台本が陳腐だというつもりもないし
腕がないと言いたいわけではないが
事実としてドラマの台本は小説とジャンルが違い
多少手を抜いても補正が効いてしまうように感じる。
どういうことかといえばそれは簡単なことで
ドラマが映像によって説明可能な範囲も
小説ではいちいち細やかに再現する必要がある。

例えば電車での混雑を表すにしても
中四国のど田舎の混雑と
大都会Tokyoの混雑はレベルが違うであろう。
小説ではTokyoの混雑を表すのに適切な表現を
作家が絞りだす形で
上手く表現されたものだけがどんな読者にも
その状況がTokyoの混雑であると理解させられる。
これがドラマでは
再現すればいいだけなので
言葉による深みのある表現など必要ない。小説がドラマより優れていること。
それは、ただただ執筆者の腕と言えるだろう。
別にドラマの台本が陳腐だというつもりもないし
腕がないと言いたいわけではないが
事実としてドラマの台本は小説とジャンルが違い
多少手を抜いても補正が効いてしまうように感じる。
どういうことかといえばそれは簡単なことで
ドラマが映像によって説明可能な範囲も
小説ではいちいち細やかに再現する必要がある。

私のこの論理が無茶苦茶だと言われたことは
過去にもあるが私はこの立場を変わらずとっている。
それには一つの理由がある。
刑事ドラマを見ていれば
皆さんも一度は思ったことがあるだろう。
2hのドラマで最初30mぐらいで事件発生
1人目の容疑者を速攻しょっ引いてきて
事情聴取があるとき
『この人は恐らく犯人じゃないよね？』というやつだ。
仮に犯人でこのまま逮捕成功してみろ！
そしたらどんなに長引かせれても
CMまで込み込みで1hが限界だろうから
残りの1h後語りになるわけですね。
『お前は馬鹿か？(出川風）』って話じゃないですか。
それなら1hに収めてしまえとなるわけですから
つまり、この人少なくとも単独で犯人じゃないのが
ほぼ確定する話になるわけですね。
で、作品の引き伸ばしを考えるなら
第2の事件なりアリバイなりがないと
その1人目を逃す理由にならないわけで
なんかあるんでしょイベント。
って事になって、まぁその通りになって
1人目を逃して事件再展開と。

つまりドラマって台本以前にテンプレだってあるし
英語みたいなもんなんですよね。
SVCだっけSVOだっけに当てはめて
ストーリー展開させるだけという。
どんなに女がクズな役だろうと
男がクズな役だろうと
そいつらがメインならイケメン俳優や女優をセットして
メインがハッピーになればokみたいなね。
ハッピーエンドだよー。みたいな風潮が
大嫌いなんですよ。

私の湊かなえさん大好き現象の理由が
ここにある気がしてならない…

考えて見てくださいよ。最近のドラマ。
結婚して生活しといて
昔の彼に会ってとか
どこかで会った人に恋して
不倫して不倫して不倫して不倫して
それでも不倫した側が主役なら
最後には旦那が悪い人みたいになったり
いつの間にかちょい役にされて
不倫同士が再婚したり
2人で逃亡して
愛し合う2人は結ばれたからハッピーエンドだよー。
とか
普通にありますからね。

いや、捨てられた方の気持ちになってみろよと。
ふっざけんなと。
終いには女守るために
不倫してた相手の男が
彼女にはもう会わないでください(キリッ
とか言い出しちゃって。

最後には尺の都合なのか
問題も自然解決して別れて
好きな人同士が不倫から結婚したり。

不倫してるくせに
旦那が気がついて許す代わりに色々厳しくし始めたら
怖いって言いだすとかね。

ほんま沼みたいな作品ばっかりなんですよ。
テンプレを意識するばかりに
作品の質が落ちていってる気がしてならない。

その点小説は伸び伸びしてますしね。
改革して質あげする時期にきている気がしますね。
ドラマは。

皆さんはどう思われますでしょうか。
判断は任せます。